8/21(火) 17:30配信
時事通信

 自民党の高村正彦副総裁(76)の在任期間が21日、故大野伴睦氏が持つ歴代最長の通算在任記録2142日に並んだ。

 高村氏は2012年9月から副総裁を務め、昨年1月には連続在任期間で最長だった故椎名悦三郎氏を抜いていた。

 高村氏は21日、党本部で記者団に「長きを持って尊しとするわけではない。今後は自然体でやるべきことをやっていきたい」と語った。副総裁在任中で最も印象に残っていることに関しては、集団的自衛権の一部行使を容認する15年の安全保障関連法の成立を挙げた。

 高村氏は弁護士出身で、外相や防衛相などを歴任。安保法をめぐる与党協議を主導した。安倍晋三首相(自民党総裁)の信頼が厚く、昨年10月の衆院選には立候補しなかったが、首相の強い意向で副総裁を続投している。

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