沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事の急逝に伴い、9月13日に告示、30日に投開票される県知事選に、自由党幹事長の玉城(たまき)デニー衆院議員(58)=沖縄3区=が立候補する意向を固めた。翁長氏を支持してきた「オール沖縄」勢力が近く立候補を要請する方針で、これを受諾する考え。玉城氏は朝日新聞の取材に「やると決めたら、やるしかない」と語った。

 知事選には自民党県連が擁立する前宜野湾市長の佐喜真(さきま)淳(あつし)氏(54)が立候補を表明している。安倍政権が支援する佐喜真氏とオール沖縄勢力の支持を受ける玉城氏がぶつかる基本構図となりそうだ。

 玉城氏は20日、後援会員らと協議を続けた。関係者によると、会員らからは知事選に臨む方針や選挙態勢についての意見が出たが、立候補に反対する声はなかったという。

朝日新聞
2018年8月20日20時02分
https://www.asahi.com/articles/ASL8N5HZ2L8NTIPE022.html