また、安倍首相周辺が強引に進めていると感じている人も多いようで、

「竹槍の再現になってはならない。ごく一部の『権威』ある者の思い付きで進められては民主主義が破綻する。いや、既に破綻している」(30代男性/その他)

「特にポジティブな要素が見えてこない施策を、国家主導で決められること自体に違和感」(30代男性/営業職)

という意見も出ていた。


◆営業職は賛成の人多い傾向「気温上昇に対応する必要ある」

一方、賛成意見には「気温上昇に対応する必要あり」(60代男性/営業職)などの声が出ていた。管理・事務職に従事する20代の男性は「朝夕の明るい時間を活用できるため。これに尽きます。サマータイムのある国に住んでいますが、1日で慣れます。国全体で取り組めば混乱はないと思います」と、楽観的な見方をしていた。

業種別に賛否の傾向を見ると、「賛成」が最も多かったのは営業職で21.1%。次いで多かったのはクリエイティブ(14.3%)だった。営業職は暑い時間帯に外を歩くことが多いため、少しでも暑さを軽減したい思いがあるのかもしれない。クリエイティブ職は、裁量労働制やフリーランスで働く人も多く、一般的な労働時間の括りで仕事を捉えるのが難しい。

負担増加が懸念されているIT系技術職では、賛成の人は2.3%と低かった。素材・食品・メディカル系の技術職、建築・土木系の技術職、研究開発職では、賛成は0%だった。

終わり