沖縄県の翁長雄志知事が8日死去したことに伴い、後任を選ぶ知事選は公職選挙法の規定により、
県選挙管理委員会が職務代理者から死亡の通知を受けた日から50日以内に実施するとしている。

9月中に実施の運びで、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設を争点に、移設反対派と推進派による激しい選挙戦に突入する。

 翁長氏は12月に任期満了を控えていたため、当初、選管は11月1日告示、18日投開票とすることを決定していたが、
死去により選挙事由が変わったとして、前倒しして改めて日程を決定する。

 移設を進める政権与党側は、同県宜野湾市の佐喜真淳市長を擁立する。
反対派は、翁長氏が態度を明確にしてこなかったことから候補者擁立が進んでおらず、今後調整を急ぐ。

https://www.sankei.com/politics/news/180808/plt1808080033-n1.html