自民党の石破 茂元幹事長が、9月に行われる総裁選挙への出馬を、10日、正式に表明する方向で最終調整していることが、FNNの取材で明らかになった。

総裁選に向けて石破氏が用意した「政策ビラ」も独自に入手した。

石破氏は政策ビラで、まず、「正直、公正、石破茂」とのキャッチフレーズを大きく打ち出した。

そのうえで、加計学園問題などを念頭に、「政治への信頼が損なわれた」と指摘し、「謙虚で正直で国民の思いに近い政治」、「透明・公平・公正な政治・行政」などを取り戻すと宣言している。

さらに、「党風刷新」と「官邸の信頼回復」、「行政改革の断行」を、具体的な期限を設けて行うとし、安倍首相との対決姿勢を強調している。

また石破氏は、10日、出馬を正式に表明する方向で最終調整に入っていて、FNNの取材に、石破派の幹部は「現職総理との一騎打ちになるなら望むところだ」と意気込みを語った。

ただ現時点では、議員票の7割が安倍首相支持となる見通しで、石破氏は、政策の違いを際立たせることで、支持の拡大を図りたい考え。

FNN
8/9(木) 12:08
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180809-00398306-fnn-pol