共産党の小池晃書記局長は23日の記者会見で、今月発売の月刊誌に性的少数者(LGBT)への行政支援に疑問を呈する内容の文章を寄稿した自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)を厳しく批判した。「無知、無理解、悪意に満ちた偏見で悪質な発言だ。謝罪、撤回をしないのであれば議員辞職すべきだ」と強調した。

 子どもをつくらないLGBTを「生産性がない」などと杉田氏が指摘したことに「個人の尊厳を根本から否定する妄言だ」と非難。同時に「杉田氏を比例代表で公認した自民党の責任が問われる。このまま放置すれば、個人の尊厳について自民党は語る資格がない」と述べた。

共同通信
2018/7/23 19:09
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