>>804
国会議員は、普通に酒盛りを楽しんだだけで批判を集めるような仕事です。
ましてや、この日は全国的に大雨が降っており、特に関西・山陰・四国・九州地方では河川が氾濫する危険があり、予断を許さない状況でした。
そんな中、総理大臣を中心に自民党の法務大臣、防衛大臣、復興大臣、政調会長、総務会長が参加し、酒盛りをしていたわけです。

特に、防衛大臣と復興大臣はこの大雨に警戒しなければならない時なのに、一緒に酒盛りを楽しんでいたのですから、この国の危機管理は一体、どうなっているのでしょうか。
オウム真理教の死刑執行がなくても、こんな写真をアップすればどうなるかは分かっているはずなのに、それを承知でわざわざアップしているというのは、メッセージ以外のナニモノでもありません。
安倍晋三総理と上川陽子法務大臣が隣同士で並んで親指を立てているのも、単なる偶然だというなら、よほど配慮することのできない無能のバカだということになります。

死刑執行は法務大臣が認めなければ執行されません。ましてや世間の関心の高いオウム真理教の死刑囚たちともなれば、その日の気分で「さーて、今日あたり死刑にしてみようっかな!」と決めて、その日のうちに執行することは絶対にありません。
前々から執行日を決め、事前にハンコを押していなければ執行されないのです。前日の夜に上川陽子法務大臣が知らないことは絶対ありませんし、タイミングを間違えれば安倍政権の支持率にも影響してくるわけですから安倍晋三総理が知らないはずもありません。

つまり、この二人は翌日の朝にオウム真理教の死刑囚たちの死刑が執行されることを知っていて、あえて酒盛りをしてその写真を世の中に公開しているのです。
これだけ批判されても片山さつきさんがツイートを削除しないのは、うっかりアップしたのではなく、この様子を伝えたいからです。

「国民の皆さん、私たちはオウム真理教の死刑囚たちの死刑をしっかり執行しましたよ、お祝いしましょう!」と。
仮に本人たちが「そんな意図はなかった」と否定しても、やっていることはそういうことです。