中国は内心「大喜び」だよ

野次馬 (2018年7月12日 01:10) | コメント(2)

米中貿易戦争なんだが、だいぶ勘違いしているネトウヨが多いようなので念を押しておくと、中国は食料もエネルギーも、「ほぼ」自給できる。どちらも自給できない日本とは違う。
ただ、「輸出したら儲かる」食料品は、ガンガン輸出し、もっと安い輸入食料を食うw 石炭だったらエネルギー自給できるが、環境問題で叩かれるから石油を輸入する。
毛沢東時代には鎖国していた。あの時代、ほとんど輸出入はなく、東南アジアの華僑の仕送りで外貨をやっと入手していた。それでも10億の人民が飢えるコトなく生き延びた。
初期の中国雑貨店は面白かったねw 
時代遅れのブリキ製品とか、ホーロー引きの洗面器とか、トカゲの入った蒸留酒とか、ガラスの丸いペーパーウェイトとか、何十年も遅れたセンスで、周回遅れが面白がられて、若者に人気でしたw

アメリカのトランプ政権は、中国からの輸入品に関税を上乗せする制裁措置で、さらに6031品目、金額にして2000億ドル規模を追加する手続きに入りました。正式に発動されれば、中国からの輸入品のほぼ半分に関税が上乗せされることになります。
トランプ政権は、中国が、アメリカのハイテク技術などを不当に手に入れて知的財産権を侵害しているとして、先週818品目、金額にして340億ドル規模の中国のハイテク製品などに25%の関税を上乗せする制裁措置を発動しました。
中国側が、直ちに同じ規模の関税を上乗せして報復してきたことから、アメリカ通商代表部は10日、さらに6031品目、2000億ドル規模の輸入品に10%の関税を上乗せする手続きに入ったことを明らかにしました。
今回の対象には、ハイテク製品だけでなく、豚肉やうなぎなどの食料品や衣類、家具、かばん、それに冷蔵庫など消費者向けの幅広い製品も含まれています。


中国は地続きで、中東、アフリカ、ヨーロッパ、東南アジアの市場を抱えている。その気になりゃ、中国国内だけでiPhoneを一億台売る国だ。モノヅクリの能力も技術も捨てたアメリカが勝てる相手ではない。