参院政治倫理・選挙制度特別委員会は9日午後、参院選の「1票の格差」是正のため定数を6増する自民党提出の公選法改正案を審議した。公明党、国民民主党、日本維新の会がそれぞれ提出した対案も合わせて議論。自民党は6増法案を修正しないまま11日にも参院を通過させ、今国会中に成立を図る方針だ。

 公明党が自民党に提案した自民案を定数4増にとどめる修正を巡り、自公参院幹部は9日午前に会談。自民党参院幹部はこの後、修正は受け入れられないとの考えを示した。

 与党筆頭理事は9日の特別委理事会で、各法案の同日中の採決を提案。与野党筆頭理事が引き続き協議することになった。

共同通信
2018/7/9 13:40
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