387:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/07/14(日) 02:22:48.62 ID:+TtLxBhL0
■チュチェ思想国際研究所に所属

しかし、Aはサリン事件をはじめとする一連の事件のあと、突然、オウムを脱会する。
Aがオウムに入信する直前の数年間の詳細は不明である。なぜなら彼は日本にはいなかったからである。
しかし、いま判明している彼の経歴だけでも、十分に驚くに価するだろう。

なんと彼の前歴は、チュチェ思想国際研究所の事務局員だったのである。

チュチェ思想国際研究所といえば、北朝鮮の指導的思想である「チュチェ(主体)思想」の宣布と、
金日成主義の国際的なネットワークづくりを任務としている組織である。

いわば、金日成主義者、チュチェ思想信奉者のあいだでも、
一種のエリートであると言わねばならない。

金日成主義のエリートと新興宗教集団・オウム真理教どの組み合わせは、
本来、水と油のようなものであるはずなのだ。なぜなら、北朝鮮の国家思想は、
宗教をアヘンとして否定し、害毒を流すものとして規定していたはずだからである。

そのチュチェ思想のエリートたる国際研究所のメンバーだった人物が、身分を隠すようにして
オウム教団に入っていた、というのは穏やかではない。