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立憲民主党の逢坂誠二衆議院議員が7月1日の夜、Twitterで有権者批判を連投しています。

逢坂議員はまず「野党が何も提案していない」といった声が寄せられる点について「弱小野党を批判する意味はない」と反発。

逢坂「野党が何も提案していないなどの批判がある。安倍政権が何をすべきか、安倍政権に何を期待しているのか、その声も少ない。政権を担っている当事者である安倍政権の現状分析を確実に行うことが必要。議員数の上では圧倒的な多数を安倍政権は握っている。本来、弱小野党を批判する意味はないはず。」

続けて有権者からの厳しい声への不快感を滲ませながらこのように苦言を呈しています。

逢坂「終わっているとか、無能集団とか、売国奴とか、何の根拠もない言葉並べ立てれば、それが批判だと考えている方がいるらしい。そんな直接的な言葉よりも、もっと的確な理にかなった批判をすべき。」

逢坂「ネット上で悪口雑言を並べ立てることが批判だと思っている方がいるようだ。真の批判や否定は、もっと論理的で冷静な指摘。あるは与党や政府に対する建設的な提言など。こうしたことは野党には心底厳しく響く。悪口雑言で溜飲の下がる方、心が落ち着く方はいるだろうが、何の改善にも繋がってはいない。」

逢坂議員はその後も炎上について「何が炎上で、何が問題なのか、煽りたい方は、もっと分かりやすく説明した方が良い」「炎上の安売りは、質の悪い評論のようで何の影響力もない」またTwitterについても「所詮、バーチャルで匿名の呟き。多くの人は、そこに何の責任もない」と否定的な見方を示し、更にアホ、バカといった発言について「本当に委員会を見たり聞いたり、議事録を読んで呟いているんだろうか」と首を傾げるなど、有権者への不満を噴き出した形。

逢坂議員に対しては支持者からの同意や応援の声もないわけではないながらも、納得出来ないといった反応の方が目立っているようです。

「悪口雑言」や「炎上」それにアホ、バカといった有権者からの声に対し「本来、弱小野党を批判する意味はないはず」と自分達を批判すること自体間違っていると言わんばかりの姿勢が身勝手ではないかと受け止められているためで、「与党批判は当然でも自分達への批判は認めないというのはおかしい」という意見が出ており、最近伸び悩み傾向が見え始めた立憲民主党の支持率を念頭に「支持が上がらない理由を有権者に押し付けようとしているみたいだ」といった感想を抱く人も見られています。

また少数にすぎない野党の力不足に苛立ちを覚える有権者の心情も理解すべきではないのか、といった声も出ていますが、有権者からの言葉に不満を隠そうとしない逢坂議員の政治姿勢に釈然としないものを感じているは少なくないようです。