>>776
今年の2月にBBCの取材を受け「#metoo運動の日本での反応」ということで、
男女共同参画やセクハラに対する一般的な話しが主でした。

インタビューは2時間以上に渡り、話題は性 犯罪のことにも及びましたが、
「日本は他国に比べ、レイプなどの少ない、
“女性が安心”して暮らせる国である」ことを強調しました。

その上で、伊藤詩織氏の件について色々聞かれました。
この番組について、映像を送ってほしいとお願いしていますが、
未だ届きませんが、次のことを指摘しておきたいと思います。

・「企画書」と「放送内容」が “異なっている” ことに驚いています。
 私はこの企画書を持って党と相談し、許可を得てインタビューに応じました。

・番組は完全に「伊藤詩織氏の特集」となっています。
 スタッフの方から「伊藤詩織氏にもインタビューしました」とは聞いてましたが、
 セクハラなどについて全般的な内容にしたいとのことでした。
 「伊藤詩織氏の番組を作りたい」とは一言も聞いていません。

・「この部分を使いたい」という確認はありましたが、
 それは英訳があっているかどうかのチェックでした。
 そもそも2時間以上のインタビューで使うのが5センテンス程度となれば、
 それは、 “切り取り” と言わざるを得ません。

・この様なことを想定して、インタビュー映像はこちら側で全て記録しています。
 場合によっては、それを公開することも考えています。 (F2073)


番組取材に対し杉田議員は伊藤氏には『女として落ち度があった』と語ったとなっており、
ネットでは「セカンドレイパー」等の批判が噴出していますが、これも“切り取り”です。

もし女性が、薬を飲まされて無理やり連れ込まれて強 姦されたのであれば、
私は「女として落ち度があった」とは全く思わないし、
そんな犯罪者は、本当に許せないと思います。


が、この点については伊藤詩織氏と山口敬之氏の主張が食い違っています。
対立する二つの証言があり、それらを検証した結果、東京地検が“不起訴”としています。

これに対し、東京第6検察審査会も「不起訴相当」とする議決を公表しました。
客観的に伊藤氏より山口氏の証言の方が信憑性が高いと、
(検察が)司法(への提起すら値しないとの)判断を下したことになります。

その結果を踏まえた上で、私は「これは強 姦事件ではないと、
(検察が)司法(への提起すら値しないと)判断した。
女性にも落ち度があったと言わざるを得ない。」と発言しています。


もう一度、言います。私は性 犯罪は許せないと思います。
無理やり薬を飲まされたり、車に連れ込まれて強 姦される様な事件はあってはならないし、
犯人の刑 罰は、もっと重くするべきと考えています。

が、伊藤詩織氏のこの事件が、それらの理不尽な、
被害者に全く落ち度がない強 姦事件と同列に並べられている事に女性として怒りを感じます。

「海外に日本の現状が誤って広がる事をなんとか止めたい」インタビュアーの質問に応えながら、
そればかり考えていましたが、そこはゴッソリ抜かして編集された様で、とても残念に思います。
http://blog.livedoor.jp/sugitamio/archives/9145440.html http://blog.livedoor.jp/sugitamio/archives/9145460.html