安倍晋三首相は25日の参院予算委員会で、自民党の穴見陽一衆院議員が参考人のがん患者の意見陳述中にやじを飛ばしたことについて「大変残念な発言だった。がんに苦しむ患者の方の気持ちに寄り添った形で対応していかなければならない」と述べた。国民民主党の伊藤孝恵氏への答弁。

 首相はまた、河村建夫衆院予算委員長らと会食した際に「(国会の)集中審議は勘弁して」と発言したと河村氏が記者団に明らかにしたことに関し、「そのような発言をした事実はない」と否定。「国会からの求めがあれば、誠実に審議に対応すべきことは当然と考えている」と語った。国民民主党の浜口誠氏への答弁。(2018/06/25-15:04)

時事通信社
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