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TPP協定を承認した6月13日の参議院本会議で、立憲民主党の牧山ひろえ議員が安倍政権を厳しく批判する中で「本当に道徳教育が必要なのは誰なんでしょうか!」と気勢を上げましたが、セクハラ疑惑や不倫疑惑への十分な説明責任を果たしていないとしていまだ厳しい目を向けられたままの青山雅幸議員や初鹿明博議員、それに山尾志桜里議員といった面々への言及はありませんでした。

「本当に道徳教育が必要なのは誰なんでしょうか!」

牧山議員は冒頭、「政府与党の政治姿勢自体について触れざるを得ません」としてモリカケ問題や日報問題、財務省前次官によるセクハラ問題や厚生労働省データ問題など「重大な問題が同時多発的に連続発生している」と指摘。

こうした不祥事に対し安倍政権が「責任を部下に押し付け政治家の責任を回避しようという姿勢があからさまに見える」と批判すると、道徳教育への取り組みを皮肉るかのようにこう語っていました。

牧山「本当に道徳教育が必要なのは、誰なんでしょうか!」

しかし立憲民主党では青山雅幸議員や初鹿明博議員によるセクハラ疑惑への説明責任が十分ではないとして燻り続けている状態であり、5月9日の衆議院内閣委員会でも維新の浦野靖人議員が両名によるものとして報じられた内容を詳細に説明した上で「身を処すことも必要」と苦言を呈していたばかりでした(関連記事)。

(略)