国政選挙並みの運動をやって野党が負けたのは事実です。
これを受け入れて、支持率拡大に努めることを怠ってはいけません。

日本会議系の強硬派が次に狙ってくるのは、憲法改正に向けた活動を高めるため、
来年夏の参議院通常選挙に衆議院総選挙をぶつけてくるということです。

あと1年余りあります。平成から新しい時代へと移り変わった高揚感の中で、
新しい憲法をというスローガンを打ち出してくることが容易に想像できます。

一方で、国際情勢はへいわ外交と核放棄の話題でもちきりとなっているでしょう。
国際社会とは逆行する日本の将来像、それは異様な気がしています。

しかし、憲法はへいわ主義のままでこれからも守り続けていくというだけでは
支持拡大にはならないでしょう。やはり、金融政策と社会保障政策を検討し、
本当の意味でデフレからの脱却と人々の暮らしを豊かにする政策パッケージを
打ち出していただきたいと思うのです。