◆“働き方改革法案”採決強行 与野党互いに批判合戦
5/26(土) 7:03配信 テレ朝news

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20180526-00000011-ann-pol (動画)

 安倍政権が今の国会の最重要法案と位置付ける「働き方改革」法案が野党側が反対するなか、委員会で採決されました。これを受けて、与野党は互いに相手の対応を批判しています。

 25日の厚生労働委員会では、調査データのミスが新たに見つかったことに関して政府が答弁できずに審議が止まる場面もありました。こうしたなか、与党側は法案の採決に踏み切り、反対する野党議員の怒号が飛び交うなか、法案は可決されました。

 国民民主党・山井衆院議員:「人の命を奪う、過労死を増やす法案を強行採決するのはあまりにもひどすぎると思います」

 立憲民主党・辻元国対委員長:「最後、政務官や大臣が答弁不能になったまま強行採決をするというのは前代未聞です。もう今まで見たことないです」

 自民党・小泉筆頭副幹事長:「野党の皆さん、18日間でしたっけ?国会を休まれて、それで質問時間が足りないというのはどういうことなのか。きょうの野党の姿を見ていて、もうこういう国会は終わりにしなきゃいけないよなと」

 自民党・田村元厚労大臣:「(労働時間の)上限を設けるなかで働く方の健康を守る、そういう意味ではこの法律が通ったのは大きな改正だと思う。いまだかつてない改正といっても良いと思います」

 働き方改革法案は29日の衆議院本会議で可決され、参議院に送られる見通しです。