http://netgeek.biz/archives/119115

愛媛県の中村時広知事(通称フォント中村)が国会に提出した資料は公文書でないことが分かった。立憲民主党の枝野幸男代表が間違っていたことになる。
愛媛県が取材に答えた。

疑惑が指摘される文書について、愛媛県の担当者は「職員の報告用の備忘録で、公文書ではない。(中略)と本紙に回答した。

http://www.zakzak.co.jp/soc/news/180523/soc1805230013-n2.html

これは当たり前だろう。それもそのはず書類はフォントや日付の記載方法がばらばらで執筆責任者の名前もなく、公文書と呼べるレベルのものではなかった。フォントについては強調やデザインとして一部を変えることもあるかもしれないが、その他の不自然な点については説明がつかない。

当初から多くの人がこれは公文書ではなく、メモレベルのものとみていた。そんな中で唯一「公文書」と断言し続けていたのが枝野幸男だ。
当初からの問題発言をまとめてみた。

5月21日に「これは公文書です」と断言。結果としてこれはデマだった。

加計学園問題で愛媛県から文書が提出されました。これは公文書です。公文書の記述は原則として信用度が高いとされ、だからこそ公文書の偽造変造等は私文書とは区別して重く処罰されますし、森友問題での財務省の公文書変造は深刻な問題なのです。

— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) May 21, 2018

続けて公文書という前提で話を進める。暴走具合が酷い。

公文書の記述を否定する者には、変造か、思い違いに基づく記述かなど、信頼性を揺るがす疑いを明らかにするため、記述した人か、文書の中での発言者とされる人に対して、反対尋問の機会が保障されるのが原則です。

— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) 2018年5月21日

信頼度の高い公文書ですが、反対尋問の機会が保障されることで、信頼度がチェックされるのです。反対尋問を求めるのは文書の記述を否定する側、本件では安倍総理側です。愛媛県や加計氏への尋問を求めるのは、本来、文書の中身を否定したい総理側なのです。

— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) 2018年5月21日

反対尋問の機会を求めようとしないどころか、野党からの参考人質疑や証人喚問を拒否しながら、信頼度の高い公文書の中身を否定するのは、証拠と証明能力に関する基本原則に反します。

— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) 2018年5月21日

リプライでは「本当に公文書なの?」と疑問の声が多数寄せられるものの、枝野幸男は聞く耳持たず。

より厳格な立証を求められる司法の場ですら反対尋問の機会を求めもしなければ、基本的に文書の証明力が認められます。強い権利を有する総理には、より厳しい説明責任があり、反対尋問などで信用度に疑いを生じさせなければ、公文書の記述が正しいとされて当然です。

— 枝野幸男 (@edanoyukio0531) May 21, 2018

この間、加戸前知事が新聞社の取材に答え「公文書ではなく連絡用のメモ」と発言した。元愛媛県知事という立場だけに最も信用できる証言だと拡散された。

参考:加戸守行が暴露する「中村時広知事が文書を出した裏の理由」

しかし枝野幸男の暴走は止まらない。「公文書」と言い続けてしまう。

(略)

以上のツイートは全て間違いを前提にしている無意味なものであることが確定した。なお、枝野幸男代表はこれだけ連投していたのに、公文書ではないと判明してからもう17時間以上も沈黙している。

冷静に考えれば当時はまだ公文書なのか、それともただのメモなのかは分かっていなかったのに、なぜ「公文書に違いない」と決めつけてしまったのか。おそらく安倍憎しの気持ちが先行して、自分に有利な証拠だからと気持ちが先走ってしまったのだろう。モリカケ問題では攻めどころがなくなり、安倍内閣の支持率も回復し始めていた。

以上、フォント中村に続きデマ野幸男が誕生した瞬間であった。