京都大学の教授をつとめた会田雄次氏(1916〜1997)が、昭和30年代に
京大の学生に対して語ったとされる言葉

  君たちが日本の指導者となるときの日本が大変心配である。

  なぜなら君たちは、占領軍の政策とその後の日本の教育方針で、一人前の
  人間となるための最も大切な三つの教育を施されてこなかったからだ。

  その三つとは、宗教心、道徳、そして日本の歴史への誇りと感謝である。

  これらを失った国民や国家は、必ず浮き草のように浮遊して溶けていくことに
  なる。