◆ポスト安倍首相「7人の侍」徹底調査
2018.05.16 05:00 日刊大衆

https://taishu.jp/articles/-/59219

 文書改ざんにセクハラ問題。相次ぐスキャンダルで虫の息の死に体政権。後釜を狙う候補たちの素顔を暴く!

「9月に予定通り総裁選が行われると思っているのは、安倍晋三総理(63)だけですよ」(永田町事情通) もはや、マスコミ各社の世論調査でも「安倍首相が信頼できない」という声が圧倒的。支持率も2割台へ落ち込み、これを受けて永田町では“安倍降ろし”が始まっている。「総裁選を待たずに安倍内閣が退陣した場合、両院議員総会で議員票によって後任総裁を決定するか、総裁選を前倒して行うかのどちらかになるでしょう。来年の統一地方選と参院選は安倍さんでは勝てないという観測が広まっていますので、総裁の交代はやむなしかと思います」(自民党関係者)

 そうなると気になるのが「ポスト安倍」の面々だ。来年、主要20か国・地域首脳会議の議長国となる日本だけに、次の総裁は“世界の顔”。自民党内で、いわゆる「身体検査」が始まる前に、安倍首相の首を狙う“7人の侍”を徹底調査してみよう。

■石破茂元防衛大臣が本命

<略>

■元銀行マンの岸田文雄政調会長

■河野太郎外務大臣はパフォーマンス男

■野田聖子総務大臣の年下夫に良からぬ噂

■小泉進次郎筆頭副幹事長は台風の目

■政治資金が潤沢な竹下亘総務会長

■安倍晋三首相は非常に危険

 さて、これで6人。7人目の「ポスト安倍」は他ならぬ安倍首相本人。かつて二階俊博幹事長は「安倍の次は安倍」とも豪語している。さらに、前述した読売新聞の調査では小泉氏には敗れたものの、3位の石破氏を抑え、いまだ「首相にしたい」ナンバー2の好位置をキープしている。その安倍首相続投論について、古賀氏はこう危惧している。「(相次ぐ政府の不祥事にも)安倍さんは、自分は悪くないと思っているはずですよ。マスコミが勝手に騒ぎ立てて叩いているだけだと。そんな安倍さんが気にするのは世論の支持。だから、安倍さんは支持率を上げるためのパフォーマンスに邁進するでしょう。今回の日米首脳会談は完全に失敗でしたが、また近く予定される日ロ首脳会談でも支持率上昇を狙っています。中身はどうでもよく、このままでは国益よりも政権延命を優先する売国外交になりかねません。それが非常に危険なんです」

 6人の侍が、その安倍氏の首を取るか、それとも7人目の候補である安倍氏自身が、“安倍の次は安倍”を実現するのか――。すでに総裁選の火ぶたは切って落とされている!