菊田真紀子衆院議員(48)=無所属、新潟4区=が民主、民進両党所属時に代表を務めていた政党支部が平成23〜27年にかけて、
新潟県から建設工事請負業者の指名停止措置を受けた県内の建設業者から計120万円の献金を受け取っていたことが13日、
分かった。指名停止は当時の両党が安倍晋三政権を追及していた労働に関する問題が原因だった。

 政治資金収支報告書などによると、菊田氏が代表だった「民主党新潟県第4区総支部」が23〜26年、「民進党新潟県第4区総支部」が27年に、
新潟県長岡市の建設業者から24万円を毎年受け取っていた。建設業者は労災事故を起こしたにもかかわらず当局に報告を怠ったとして、
県から27年10月から2カ月間の指名停止措置を受けた。

 指名停止期間中の献金はないが、菊田氏の事務所は「当該企業が指名停止を受けていることを認識していなかった。
今後はこのような企業からの寄付を受けることがないように、点検を徹底したい」とコメントした。

産経新聞
https://www.sankei.com/politics/news/180514/plt1805140003-n1.html