民進党と希望の党による「国民民主党」の結成を受けて、民進党の党籍を持つ野田前総理大臣は7日午前、千葉県庁で記者会見しました。

この中で野田氏は「さきほど民進党に離党届を提出した。政権交代を実現するためには、無所属という立場で野党を結集することに力を注いだほうがベターではないかと判断した」と述べ、「国民民主党」には参加しないことを表明しました。

そのうえで「千葉県に政権交代可能な政治風土を作れる政治団体を1か月くらいをめどに旗揚げできるよう準備したい」と述べ、将来の野党勢力の結集に向けて地元の千葉県内に党籍に関係なく参加できる新たな政治団体を立ち上げる考えを明らかにしました。

一方、野田氏は、国会では、同じく新党に参加せず無所属で活動することを表明している岡田民進党元代表や安住元財務大臣らとともに、引き続き衆議院の会派「無所属の会」に所属し活動していく見通しです。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180507/k10011429331000.html?utm_int=news-politics_contents_list-items_001