「圧力の強化」だけで拉致問題が解決できないこと、ある程度の妥協や対話が必要であることは、最初からわかっていた

ところが、安倍首相や「救う会」は、「家族会」を洗脳して彼らに北朝鮮への圧力強化を叫ばせ、それをやらせなかった

安倍首相や救う会が拉致問題解決でなく、自分たちの右翼思想や憲法改正に拉致問題を利用することを目的としていたからだ
これが姜尚中の言う政治的資源としての拉致問題の利用ということだろう
その結果、拉致問題は解決の糸口さえ見えない状態になって、完全に放置されてしまった