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4月26日に行われた立憲民主党・福山哲郎幹事長の会見で、記者から青山雅幸・初鹿明博両議員のセクハラ問題に対する党の対応について追及を受けた福山幹事長が現状を説明したものの、政府与党批判で見せる饒舌さは影を潜め、枝野幸男代表同様、守りに弱い姿を浮き彫りにしていました。

枝野代表に続き守りに不安の福山幹事長

記者は青山議員と初鹿議員に対し党として課したペナルティは正しいと思っているか、本人達は会見もしていないと批判的な姿勢で福山幹事長に質問。

これに対し福山幹事長は「青山議員は地元で会見した」と反論しましたが、「会見ではありませんあれは!」「全然答えてません!」と怒気を含んだ口調で詰め寄られてしまいます。

首を傾げながら「青山議員については党員資格停止処分をすぐにさせて頂きました」「初鹿議員の場合も我々はすぐに役職停止処分をして」と説明し理解を求めた福山幹事長でしたが、前者については「被害女性から口外しないで欲しいと出ている状況」後者についても「被害女性の二次被害を避けるためこれ以上のことを申し上げるわけにはいかない」と詳細に踏み込むことはありませんでした。

財務次官のセクハラ発言疑惑をはじめとする一連の不祥事に国会での審議を拒否するなど厳しい姿勢を崩していない立憲民主党ですが、その一方で青山議員や初鹿議員、それに山尾志桜里議員の不倫疑惑問題など自党議員の醜聞への対応が不十分ではないのかとの批判がくすぶり続けています。

こうした状況を察知しているからなのか、福山幹事長は会見で青山・初鹿議員への処分について説明した際、どちらについても「党員資格の停止処分をすぐに」「すぐに役職停止処分を」と強調していました。

青山・初鹿両議員の問題については4月12日にも枝野幸男代表の会見で党としての対応にいついての質問が飛び出していましたが、枝野代表は「任せている」と語るばかりで受けの弱さを露呈(関連記事)。

今回の福山幹事長も動揺した表情で「えー」と言いながら慎重に発言するなど、守勢に回った際の脆さを浮き彫りにした印象を与えていました。

なお、初鹿議員は4月6日の衆議院厚生労働委員会で「いい加減にして下さいよぉぉぉぉぉ!!!!!!」と叫ぶなど(関連記事)元気に議員活動を行っています。

(略)