https://www.asahi.com/articles/ASL4S6GVML4SUTFK022.html

小沢一郎・自由党代表(発言録)

 政府・与党が全く真実の解明に協力しようとしない。国会で議論をすれば、知らぬ存ぜぬ、あるいは情報も一切出さない、何もかもそういうような状況ですから、(野党が審議に復帰したとしても)議論にならないじゃない? いくら審議しようと言ったって審議にならないでしょ。相手が何にも本当のことしゃべらないわけだから。あなたがしゃべらなければ、他の人を証人喚問で聞こうって言ったって、それもノー。あらゆることがノーでしょ。これじゃあ、ちょっと、議論にならない。

 真実を出してしまえば辞めざるを得ないし、だから結局は最後まで知らぬ存ぜぬで隠し通す。そう遠くないうちに、安倍内閣は責任をとらざるを得ない、けじめをつける以外にない、私はそう思います。

 政府が誠意を持って真実の解明に、お互いに国会を通じて努めようやということであれば、いつでも我々としては(審議に)応ずる、当たり前のことですが、用意があると。ただ、いまのような現状では、論議にならないというのが現実の状態だと思います。(記者会見で)