産経ニュース 2018.4.7 21:24
https://www.sankei.com/economy/news/180407/ecn1804070027-n1.html

 “肉ブーム”も最近の物価上昇に一役−。こんな分析を内閣府が7日までにまとめた。政府が
デフレ脱却で重視する消費者物価指数(生鮮食品とエネルギーを除く)は2月に前年同月比0・5%上昇と
8カ月連続上昇。貢献したのは食料品で、中でも生鮮肉が指数の伸び率の約10分の1を占めた。
料理イベント「肉フェス」開催などが相次ぎ、赤身肉や熟成肉が大人気となる中、需要の高まりが
肉の値段を押し上げつつある。

 値動きが激しい野菜などの生鮮食品や、電気代などのエネルギーを除いたベースの消費者物価指数は、
需要動向をより正確に反映しているとみられ、政府が注視している。生鮮肉は生鮮食品に分類されていない。

 総務省によると、生鮮食品とエネルギーを除いた指数は、昨年3月に0・1%下落、4〜6月に横ばい
となった後、7月に0・1%上昇となり、以後、プラス幅が拡大してきた。内閣府によると、
最も押し上げているのは食料品で、今年2月は0・5%のうち0・28%分を占めた。


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