神戸新聞NEXT 2018/4/6 11:58
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201804/0011138524.shtml

 兵庫県の県花といえばノジギク。のじぎく会館(神戸市中央区)や「のじぎく兵庫国体」(2006年)など
県関連の施設やイベントの名称にも使用されてきた。しかし、今年になって県が公式に指定する手続きを
取っていなかったことが判明。急きょ4月1日付の県公報で認定したものの、担当者も
「県鳥や県樹は指定しているのに、なぜ花だけ忘れられていたのか分からない」と戸惑う。

 ノジギクはキク科の多年草。日本の固有種で、兵庫県は分布の東限にあたる。近年は激減し、
県のレッドデータブックではCランク(準絶滅危ぐ)に指定されている。

 県のホームページ(HP)や広報誌などで県花として紹介され、県の善行賞「のじぎく賞」や県立の
じぎく特別支援学校など、名前を冠した県の事業や施設は多い。県公館にはノジギクをかたどった
巨大なシャンデリアが飾られ、かつては県職員の採用試験にも出題されたことがあるという。


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