産経ニュース 2018.4.6 11:12
https://www.sankei.com/politics/news/180406/plt1804060009-n1.html

 与野党の国対委員長は6日午前、陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報問題を受け国会内で会談し、
文民統制(シビリアンコントロール)が危機にひんしているとして真相究明を行うべきだという認識で一致した。

 立憲民主、希望、民進、共産、自由、社民の6野党は、日報問題に特化した衆院予算委員会集中審議の
開催を要求したが、与党側は「真摯(しんし)に受け止める」と応じるにとどめた。

 6野党は、稲田朋美元防衛相と黒江哲郎前防衛事務次官、岡部俊哉前陸幕長の国会招致も求め、
委員会の理事会などで協議することを与党側と確認した。

 一方、日本維新の会の遠藤敬国対委員長は会談後、大島理森衆院議長と自民党の森山裕、
公明党の大口善徳両国対委員長と個別に会い、日報問題や財務省の決裁文書改竄(かいざん)問題を踏まえ、
公文書管理に関する特別委員会の設置を提案した。