TBS NEWS 4月5日
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3334923.html

 大手不動産会社の「野村不動産」が裁量労働制を不正適用し、特別指導されたことが公表されたあと、
社員が過労死していたことが明らかになった問題で、野党は、5日の委員会で「特別指導だけを公表し、
都合の悪い過労死自殺を隠している」と追及しました。

 「調査の結果が来ると分かっていたのか、(去年)11月17日の時点で」(民進党 石橋通宏 参院議員)

 「個別事案でありますから、詳細について事細かく説明するのは差し控えさせていただく。
これまでやってきた監督指導等を踏まえて、この段階で、これだけの疑いが持たれているし、
それを考えると特別指導の公表も当然想定していく必要がある、そうした方針を確認した」(加藤勝信 厚労相)

 東京労働局は去年12月、裁量労働制を不正に適用しているとして、「野村不動産」の本社などに
特別指導を行ったと公表しました。その後、不正適用の対象だった50代の男性社員が過労自殺し、
労災を認定されていたことが明らかになりましたが、厚労省側はこの過労死が「特別指導」のきっかけに
なったかどうかについては明らかにしていません。


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