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宮城県石巻市の北上運河で、頭に矢のようなものが刺さったユリカモメが見つかった。県警石巻署は鳥獣保護法違反の疑いもあるとみて調べている。

 このユリカモメは、国の重要文化財「石井閘門(こうもん)」近くの運河におり、近所の住民が3月28日に署に通報した。頭の左側に、紙を丸めて先をとがらせた長さ10センチほどの矢のようなものが刺さっていた。周辺には先端がテープで巻かれて補強された同じ形状のものが複数落ちていた。吹き矢として使われたとみられる。

 県東部地方振興事務所(石巻市)によると、このユリカモメは飛び回っており、衰弱している様子はうかがえないという。矢のようなものを取ることも検討したが、捕獲時に頭の傷が深まる可能性があり、様子を見ているという。

 運河でカヌーの体験学習をしている新井偉夫(ひでお)さん(77)は「水辺では普段から数十羽の鳥が休んでいるが、餌をやる人もいるので人が近づいても警戒しない。なぜこんなひどいことをするのか」と話した。(岡本進)

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