TBS NEWS 3月30日22時03分
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3330758.html

 スーパーコンピューターの開発をめぐる助成金詐欺事件を受けて、文部科学省所管の法人が、
事件の中心となった会社の関連会社に対して、無利子で融資した52億円を返還するよう請求しました。

 スパコン開発企業・PEZY Computing(ペジー コンピューティング)社長の
斉藤元章被告(50)らは、経済産業省所管の法人から助成金をだまし取ったとして、逮捕・起訴されています。
文科省所管のJST=科学技術振興機構は、斉藤被告が経営に携わっていた関連会社ExaScaler
(エクサスケーラー)に対し、スパコン開発のために52億円を無利子で融資していましたが、
30日会社側に返還を求めました。

 JSTは、「当初の計画どおりに開発を続けることは難しくなり、事業を打ち切ることを決めた」としています。