共同通信 2018/3/30 18:38
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 厚生労働省は30日、2017年6月1日時点での派遣労働者数が約156万人だったと発表した。前年同時点に比べ
19.4%増と大幅に増え、伸び率は過去最大になった。景気回復で企業の人手不足感が高まる中、
自社だけで必要な要員を確保できず派遣事業者を頼る会社が増え、ニーズが急激に強まったとみられる。
平均賃金も上昇した。

 業務別では、一般事務が約27万7千人(全体の17.8%)に上り、製品製造・加工処理の約26万9千人
(同17.2%)が続いた。人手不足が深刻な業界ほど伸びが大きく営業・販売事務は前年の2倍超の約9万2千人、
介護サービスは1.5倍の約2万3千人だった。