http://www.buzznews.jp/?p=2115998

3月26日の参議院予算委員会で答弁に立った太田充理財局長がメディアの報じ方と国会議員の質疑のあり方に疑問を呈すかのような発言に及ぶ場面がありました。

メディア報道や議員の質問のあり方に言及

これは自民党の武見敬三議員が財務省の文書書き換えにおける動機について「具体的にどのような誤解を受けることを恐れて書き換えを行ったのか、この点について説明を」と求めた際に、国会における答弁が誤解を受けることのないように、という点について自身の体験に照らして意見を述べた際のこと。

太田理財局長は「自分なりの答弁が一部が報道され必ずしも本意が伝わっていない」とメディアの報じ方に苦言を呈した上で、「そういう報道を元に次の質問が始まる」と国会議員でありながら実際の質疑ではなくメディア報道を元にした質問を行っている、と国会議員に対してもそのあり方について批判めいた言葉を並べていました。

こうした現実を背景に国会答弁が誤解を受けることのないよう「そういうことを気にして決裁文書の書き換えをしてしまったということだったと認識している」との見解を太田理財局長は示していました。

(略)