NHK NEWS WEB 3月20日 5時33分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180320/k10011371701000.html

東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、国連人権理事会で、ドイツなどが日本政府に
避難者への支援の継続などを勧告するなか、避難者の1人がスイスで開かれている国連人権理事会で演説し、
国際社会に支援を訴えました。

演説を行ったのは原発事故のあと、福島県郡山市から大阪市に避難した森松明希子さん(44)です。

国連人権理事会では去年11月、ドイツなどが、原発事故の影響を受けた住民や自主避難者への支援を
継続するよう勧告していて、森松さんは19日、NGOの招きでスイスのジュネーブで開かれている
国連人権理事会で演説しました。

このなかで森松さんは、「日本政府は、汚染された地域への帰還を進める政策にばかり力を入れている」
と批判したうえで、原発事故の2か月後に当時3歳と生後5か月の2人の子どもを連れて避難した自身の経験を踏まえ、
「子どもたちをさらなる被ばくから守ることに力を貸してほしい」と国際社会に支援を訴えました。


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