共同通信 2018/3/17 18:51
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 75歳以上の人が加入する後期高齢者医療制度で、2年ぶりに見直される4月からの保険料の1人当たり平均額が、
36道府県で現在より上がる見通しであることが17日、共同通信の集計で分かった。最高では
年間5千円近く上昇する。比較的所得の低い人や、74歳まで会社員や公務員の扶養家族だった人向けの
特例的な軽減措置が廃止、縮小されることが主な要因。下がるのは11都府県にとどまる。

 介護保険料も多くの自治体で引き上げられる見込み。年金額は据え置かれるため、多くの高齢者世帯の家計は
圧迫されることになりそうだ。

 上昇する率と額が最も大きいのは福井県で8.9%、年4904円。