https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180317-00006621-bunshun-pol

 朝日新聞の3月2日のスクープが引き金になって再燃した森友学園問題。スクープ通り、森友学園への国有地売却に関する14の決裁文書が300か所以上も改ざんされていたことが明らかになった。一連の問題にまつわる言葉を振り返ってみたい。

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財務省近畿財務局の職員
「自分の中の常識が壊されてしまった」
NHK NEWS WEB 3月15日

 財務省近畿財務局で森友学園への国有地売却を担当し、自殺した男性職員が言い残した言葉が次々と明らかになっている。男性職員が書き残したメモには「勝手にやったのではなく財務省からの指示があった」という主旨のことや「このままでは自分1人の責任にされてしまう、冷たい」という記述があった。また、「資料は残しているはずでないことはありえない」という財務省側の答弁に疑問を投げかける内容も書かれていたという。

(略)

籠池泰典 森友学園・前理事長
「すべてが安倍さんを守るために動いてる」
現代ビジネス 3月15日

 ジャーナリストの伊藤博敏氏は、昨年7月に籠池氏にインタビューした折、籠池氏から次のような言葉を聞かされたという。「すべて(の組織)が、安倍さんを守るために動いている。自分自身が濁流のなかにいるから、それがよくわかる。『ワルは籠池』で終わらせようということ。だが、それで済むはずがない」。なんとも意味深な言葉だ。はたして、籠池氏の予言どおり「それで済むはずがない」のだろうか? 1日3億円かかる国会は空転を続けている。昭恵夫人にはすべてを明らかにする義務がある。