YOMIURI ONLINE 2018年03月16日 09時12分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20180316-OYT1T50028.html

 財務省理財局国有財産業務課の30歳代の男性係長が今年1月、東京都世田谷区の職員寮で首をつって
死亡していたことが関係者への取材でわかった。

 警視庁は自殺とみている。希望の党の柚木道義衆院議員が15日、国会内で開かれた
野党合同ヒアリングの場で質問したが、財務省側は「職員個人の事柄でコメントできない」と答えた。

 関係者によると、係長が無断欠勤し、連絡も取れないことを心配した同僚が1月29日午前、
寮の部屋を訪れ、係長が死亡しているのを発見した。遺書は見つかっていないが、周囲に職場の
人間関係などの悩みを漏らしていたという。

 係長は昨年7月から本省勤務になった。同省関係者によると、係長は国有財産に関する通達の改正などの
業務を手がけていたが、森友学園の案件には関わっていなかったという。