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昭恵氏の発言とされる財務省文書内記述について安倍首相が「そのようなことは言っていない」と否定したことに対し共産党の志位和夫委員長が3月14日の午後、「このような間接話法を誰が信用するか」と憤っているものの、「いい土地ですから前に進めて下さい」という記述も籠池前理事長による発言ではないのかとして「片方だけを信じるのか」とのコメントが目立っています。

志位委員長はTwitterでこのように語っています。

志位「首相、昭恵氏の「いい土地ですから前に進めてください」の発言について、「妻に確認したが『そんなことは言っていない』」と弁明。昭恵氏の発言は政府の決裁文書に引用された重い発言だ。このような間接話法を誰が信用するか。やましくないなら昭恵氏の招致に応じ、国会の場で直接話法で語るべきだ。」

しかし、安倍首相による「妻に確認したがそのようなことは言っていないということだった」という3月14日の参議院予算委員会答弁を「このような間接話法を誰が信用するか」と言うのであれば、財務省の文書に記述されていた「夫人からは『いい土地ですから、前に進めて下さい』とのお言葉をいただいた」という籠池前理事長の発言とされるものを信用するのはダブルスタンダードではないのか、とする声が続出しています。

また「間接話法」とは他者の発言を表現するに当たりそのままの形ではなく自身の言葉として伝えること、これに対し「直接話法」が他者の発言をそのまま引用して伝えることを意味していることから、「間接話法」ではなく「伝聞」という意味合いではないのかという指摘も見られています。

志位委員長は2017年11月にトランプ大統領が訪日した際、首相主催の晩餐会に招待されなかったとして「ブッシュ大統領とはツーショットも撮ったのに」とぼやき「晩餐会に呼んで欲しかったんですね」「ツーショット撮りたかったのか」といった反応が集まったり(関連記事)、2017年12月には政治風刺を扱った漫才を絶賛して「共産党をネタにされても賞賛出来ますか?」という問いかけが続出するなど(関連記事)、時折ツイートが話題になることでも知られています。