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3月13日のBS日テレ「深層NEWS」に出演した民進党の安住淳元財務相が、森友学園との土地取引を巡る財務省の文書書き換え問題における野党の国会審議拒否について「国民の皆さんには申し訳ないけど重要な戦術」「やむを得ない部分がある」と理解を求める場面がありました。

この日「森友 書き換えの責任は誰に 残る疑問と今後の焦点 与野党論客が大激論!」というテーマで自民党の鴨下一郎元環境相と共に議論していた安住議員は、国会が空転している現状について野党が国会審議にまず応じるべきだ、とする鴨下議員の主張に納得しません。

鴨下議員は「野党も国会での議論の中で主張して、佐川前国税庁長官を呼ぶことが重要だと世論が判断すれば国対委員長だって譲歩せざるを得ない」と野党が国会審議に応じ「議論の中で真相究明の場を作ろうということになれば国民から見てもわかりやすいプロセスになる」と述べましたが、安住議員は「失礼だけど与党のいいとこ取り」と苦言。

今回の件について「審議拒否をしなかったら事実は出てこなかった」「国会が空転したから出ざるを得なかった」と指摘し、審議拒否について「国民の皆さんには申し訳ないけど重要な戦術ですよ。数が少ないんだから」と理解を求めていました。

一方で「我々もずーっと審議拒否しようとは思っていない」とも語った安住議員でしたが、仮に審議に応じて真相究明のために特別委員会を設置した場合「これは特別委員会でやりますから」という形で脇に追いやられ与党にとって重要な都合のいい法案がどんどん成立してしまう懸念があるとして、番組側に対しても「こういう国会運営に新聞記者だったら与しちゃダメですよ」と注文をつけるとともに再び「審議拒否もやむを得ない部分があると思う」と繰り返し現在の野党の戦術を容認する姿勢を見せていました。