読売新聞は、所轄が
「県警は遺体の状態や遺族の話などから自殺と断定。
遺族から確認した遺書は数行程度で、家族への言葉などが記されていたが、国有地売却や決裁文書の書き換えに触れた内容はなかったという。」
としているのにもかかわらず、
「7日に自殺したとみられる50歳代の男性職員が、本省の指示で文書を書き換えさせられたとの趣旨のメモを残していたことが、関係者への取材でわかった。」
と書いてる。

不思議よねー。
所轄は「遺書には何も書いてない」っていうてる。
しかし読売が「関係者」にあたると「メモ」が残ってたという。
しかも「本省の指示」って書いてあると
で、この記事は、3/13に出てる。本省というか財務省の方針が「全て佐川がやりました」で統一された日に出てる。
この「メモ」の内容は、「佐川がやりました」ロジックを補強しうるもの。

つーことは、読売の記事って、「所轄発表と矛盾してる」「遺書だとは言ってない」「佐川くんがやりました論を補強してる」という性格を帯びてるわけです。

あーら不思議。政権からみたら、神戸新聞の記事=攻撃にも擁護にもなってない 読売新聞の記事=擁護になってる わけですなー

一部、政権批判勢力には、読売新聞の記事を援用して「自殺の責任をとれー」という向きがあるそうですが、そりゃ頭悪いですよ。いろんな意味で

1)読売の記事の通りだとしても、自殺と改竄の関連を確定できるものではない
2)読売の記事を援用すると「佐川くんがやりましたー」論を補強するだけで、政府を逃している
3)そもそも、大事な秘密を死後に暴露しようとしてる人が、「メモを残す」なんてことをするはずがないことを見落としてる

と、「自分がアホである」と宣伝してるようなもんです。

なので皆さんに呼びかけ。

自殺の件、論評する素材がいまのところ少なすぎる ってのが実態なんだから、一旦、傍におきません?
もちろん人が死んだことは悲しいし、ご遺族の無念もある。
が、必要以上に騒ぐのは、ご遺族のためにもよくないし、なにより真相解明にとってノイズ。

奥様がいまだに行方がわからないとか、遺書の内容に疑義がのこるとか、確かに解明せんといかんところはたくさんある。
あの自殺が不思議なのは不思議なので。
でもそうしたものは、僕らみたいな野良犬がネタを拾ってくるはなしであって、みなさんのような一般人のお手を煩わせることじゃない。

もうちょっとだけ、自殺の話は、おいときましょうよ。

ってことで、とりあえずここまで。

ではでは