(2018/03/13-11:45)時事
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018031300598&;g=pol

 学校法人「森友学園」への国有地売却に関する財務省の決裁文書改ざん問題について、13日の閣議後の記者会見で閣僚から「猛省してもらう」などと厳しい声が相次いだ。
 野田聖子総務相は「非常に残念で悔しい思いだ。財務省には猛省してもらう」と語った。総務省内に同様の問題がないか調査を指示したことも明らかにした。石井啓一国土交通相は「大変遺憾に思っている」と述べるとともに、政権への影響について「ないとは言えない」との見方を示した。
 世耕弘成経済産業相は「行政全体への信頼を揺るがしかねない事態だ。公文書管理を徹底させ、国民から信頼をしっかり得られるよう頑張っていきたい」と述べた。
 麻生太郎副総理兼財務相の責任について、野田氏は「徹底的に事の次第を究明してもらう責任がある」と指摘。進退に関しては「その後のことは本人の判断だ」と述べた。麻生派所属の河野太郎外相は「私が考えることではない」とコメントを避けた。