共同通信 2018/3/8 19:19
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 富山県内で相次いだ地方議員による政務活動費の不正問題で、県警は8日、書籍代名目で政活費約370万円を
だまし取ったなどとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使などの容疑で県議会の矢後肇元副議長(58)
=議員辞職=を書類送検した。捜査関係者によると、県警は起訴を求める「厳重処分」の意見を付けたとみられる。

 県内の地方議会で計18人が議員辞職した一連の問題で、立件されたのは初めて。県警は矢後元副議長の
認否を明らかにしていない。

 書類送検容疑は2011〜14年度の政活費を申請する際、領収書や収支報告書を偽造し、5回に分けて
政活費計約370万円をだまし取った疑い。