共同通信 2018/3/8 18:44
https://this.kiji.is/344415842651751521

 民事裁判のIT化を議論する政府の有識者検討会は8日、3月末までにまとめる提言の骨子案を公表した。
訴状や準備書面などの書類をインターネットで提出できるようにするなど、裁判手続きの大半を
IT化するよう求めた。当事者の負担軽減や裁判手続きの迅速化が期待され、政府は提言を受けて
法改正や技術的な検討を始める。

 現在の民事訴訟法では、民事裁判で使う書類は本人か代理人弁護士が紙で作成し、裁判所に持参するか
郵送やファクスで提出しなくてはならない。書類を電子化すれば24時間いつでも提出することが可能となり、
時間的、経済的コストは大幅に削減される。