共同通信 2018/3/6 17:10
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 トヨタ自動車労働組合(6万8千人)は6日、愛知県豊田市の本社で組合員の団結を呼び掛ける集会を開いた。
2018年春闘の交渉が終盤を迎える中、西野勝義委員長は賃上げが働く意欲を高めるとして「競争力の源泉は人の力だ。
要求を最後まで会社に訴える」と述べた。

 トヨタ労組はベースアップ(ベア)に相当する賃金改善分として月額3千円、年間一時金は6.6カ月分を要求している。
経営側は他社に比べ賃金は既に高い水準にあるとして、一律の大幅賃上げには慎重な姿勢を示している。

 集会には約5千人が参加した。7日に第3回労使協議会が行われ、経営側は14日に正式に回答する。