2018年3月2日 18時18分 東京新聞
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2018030201001520.html

SUBARU(スバル)は2日、新車を出荷する前に工場で実施する最終検査で、燃費や排ガスのデータを改ざんする不正があったと発表した。改ざん前の数値も基準値に収まっており、車両の品質に影響はないと説明した。昨年発覚した無資格検査に続く不正でスバルへの信用が一段と低下するのは必至だ。

 吉永泰之社長(63)は東京都内で記者会見し「大反省しなければならない」と述べた。不正の原因や対象台数など詰めの調査を進めており、結果がまとまり次第公表する。

 スバルは2日、吉永氏が代表権のある会長に就き、中村知美専務執行役員(58)が社長に昇格する人事を発表した。