2018年3月2日 11時59分 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018030201001230.html

2日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に続落し、ほぼ全面安となった。下げ幅は一時600円を超え、約2週間ぶりの安値を付けた。トランプ米大統領が鉄鋼などの輸入制限を発動する方針を示し、中国をはじめとする生産国との通商摩擦が激化すると警戒された。円高進行や1日の米国株安が投資家の懸念を深めた。

 午前終値は前日終値比627円12銭安の2万1097円35銭。東証株価指数(TOPIX)は38・50ポイント安の1701・70。

 1日の米国市場はトランプ氏の貿易政策を嫌った売り注文が膨らみ、ダウ工業株30種平均は前日比420ドル安と大きく下げた。