0001マスター・ネシトル・カ ★
2018/02/28(水) 21:12:48.00ID:CAP_USER9https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/201802/0011026162.shtml
昨年12月、JR西日本の新幹線「のぞみ34号」の台車が破断寸前のまま運行を続けた問題で、JR西は28日、亀裂が生じた台車の鋼材に強度不足が確認されたと発表した。川崎重工業での製造段階に不備があったという。
JR西によると、問題の台車は川崎重工業が2007年に製造。台車枠の鋼材の厚さが、加工後7ミリ以上という基準よりも薄く、強度が弱まっていた可能性があるという。別の部品との接合に伴い削られたとみられ、のぞみ34号の台車枠は最も薄い箇所で4・7ミリだった。
川崎重工業が製造したJR西所有の台車303台のうち、約100台で基準の厚さを下回っていたことも明らかにした。
台車の亀裂は、昨年12月11日の博多発東京行きのぞみ34号で見つかった。JR西は、乗務員らが音や振動など30件の異常に気付きながら約3時間運行を続け、国の運輸安全委員会が重大インシデントと認定した。
28日午後、大阪市内で会見したJR西の来島達夫社長は「運輸安全委員会による調査に全面的に協力し、原因究明を進める」などと述べ、あらためて謝罪した。川崎重工業も、同日夜に会見を開いて原因や経緯などを説明する見通し。
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【新幹線「のぞみ34号」の重大インシデント】 昨年12月11日午後、小倉駅を出た直後の博多発東京行きのぞみで異臭が発生。その後も保守担当社員や乗務員、指令員が30件の異音や振動などに気付きながら、JR西日本は運行を約3時間継続した。新大阪駅で引き継いだJR東海が名古屋で運行を取りやめ、点検したところ、台車が破断寸前だった。国の運輸安全委員会が重大インシデントと認定、JR西は同月27日、「運行停止の判断基準があいまいだった」などとする調査結果や対策を発表した。