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2018/02/27(火) 21:00:17.19ID:CAP_USER9http://www.sankei.com/world/news/180227/wor1802270006-n1.html
2018.2.27 05:04
非核化なくして米朝交渉はない。北朝鮮の高官が何を言おうと、その原則は変わらない点を、再度確認しておきたい。
平昌五輪の閉会式に出席した北朝鮮の金英哲朝鮮労働党副委員長が、韓国の文在寅大統領との会談で、米国と対話を行う「十分な用意がある」と表明した。
何をもって「用意」と言うのだろうか。現行の核不拡散体制を逸脱し、挑発を繰り返す姿勢を変えないまま、真の対話を求めるのは荒唐無稽ともいえる。
必要なのは、核・ミサイル問題の解決に向かう態度を具体的な行動で示すことだ。それ以外に対話の環境を整えるものはない。
金英哲氏の発言は、文大統領が北朝鮮に米朝対話を促したのに答えたものだ。これに対し、米ホワイトハウスは「交渉結果は非核化でなくてはならない」との声明で応じた。
北朝鮮は平昌五輪参加と絡め、合同チーム結成や応援団の派遣で南北融和ムードを演出した。うわべだけの「ほほ笑み」外交に惑わされている国は少ない。北朝鮮の挑発姿勢が変わるとは考えていないからだ。
国連安全保障理事会の相次ぐ制裁決議は、北朝鮮の貿易を大きく制限している。融和攻勢の背景には、制裁による経済的苦境が存在するとも考えられる。
だからこそ、日米韓が中心となって「最大限の圧力」を貫くことの意義がある。真意を見せない北朝鮮の発言に振り回されることなく、制裁の厳格履行で包囲網を強めるべきだ。
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