中日新聞 2018年2月26日 22時30分
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018022601001365.html


 裁量労働制に関する不適切データ処理問題で、調査を担当した労働基準監督官が「ずさんな調査だった」と証言した
共同通信の報道に対し、加藤勝信厚生労働相は26日午後開かれた衆院予算委員会の集中審議で
「仮にそういう事実があれば遺憾」と述べ、労働基準監督署でどのように調査されていたか実態を把握すると明らかにした。
問題となっている厚労省調査のデータに233件の異常値があるとも認めた。

 安倍晋三首相は不備が相次いで見つかっているデータ自体を撤回するよう求められたが
「撤回は適切ではない。精査することが大切だ」と改めて拒否した。
(共同)


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https://www.jiji.com/jc/article?k=2018022600591