2018年2月23日 19時16分 中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2018022301001958.html

裁量労働制に関する調査に不適切なデータ処理が見つかった問題で、厚生労働省は23日、衆院予算委員会の理事会に同省地下室で見つかった調査原票のコピーの一部を提出した。3事業者分で計36枚あり、ほとんどが黒塗りの状態。今回、問題となっている労働時間の欄は、手書きで記入された時間を公開した。

 野党5党の国会議員約10人は同日、原票が見つかった厚労省内の地下室などを視察。原票が入っていた段ボール箱32箱や見つかった状況を確認した。

 原票は地下室にあった段ボール箱32箱の資料の中から職員が無作為で取り出した。