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2月20日の衆議院予算委員会で森友学園問題を追及していた立憲民主党の逢坂誠二議員が、財務省の太田充理財局長に対して、財務省がこれまでに接点を持った関係者全てに話を聞き、交渉経過をまとめて文書にして提出しろと要求する場面がありました。

「当然事務方としてやれますよね?」

これは森友学園問題において安倍昭恵夫人の関与が明らかになっていないと指摘した逢坂議員が、太田理財局長に対し「この問題に昭恵さんは関わっていたんですか関わっていなかったんですか」と尋ねたのがきっかけでした。

「財務省としてお答えする話ではない」と答弁した太田理財局長に不快感を露わにした逢坂議員は指を差し大きな声で「答える立場にないんだったら今までの答弁全部取り消して別の人に答えるよう言ってくれりゃよかったじゃないですか!」と声を荒げます。

太田理財局長はそれでも「財務省が知りうることではない」「総理からのお答えが全て」と譲りませんでしたが、逢坂議員は「交渉の経過は知ってるんでしょ!?交渉の経過も知らない忘れたっていうんであればもう答弁の資格はないからここへ来る意味はない」と追い打ち。

これには流石に「交渉の経緯は重々承知しているつもりであります」と答えた太田理財局長でしたが、逢坂議員は「それじゃあですね」「重々承知している内容を、知りうる限り文字に起こして提出頂けませんか」と迫ったのです。

「たった3年位前の」「交渉の経過を重々承知しているということですから」「明らかにして頂きたい出来ますよね!?」「当然事務方としてやれますよね?」と強硬に要求した逢坂議員でしたが、求めたのは森友学園問題に関し財務省が「接点を持った方全てにですね、話を聞いて頂いて、どういう交渉経過であったかっていうことを、おまとめ頂くこと」と膨大な作業量であることが予想される内容。

太田理財局長は「ちょっと考えさせて頂きたい」と回答を留保しましたが、逢坂議員は安倍首相にも「総理からご指示頂けませんか」と促していました。

1年に及ぶ国会での議論をひっくり返すかのような理財局長への要求を行った逢坂議員は森友学園問題に関する質疑の冒頭で「この問題に早くピリオド打ちたいんです」「いつまでもやりたくないんです」などと語っていただけに、森友学園問題に執着し続ける姿勢を際立たせていました。

逢坂議員は裁量労働制データ問題でも2月15日の予算委員会で「3年余りの質疑時間を返してもらいたい」と要求していました(関連記事)。

(略)